自治体学会賞創設の設置経過

自治体学会の設立当初から、学会の方向性の確立、実際の運営に携わってこられた田村明先生が、2010年1月25日天国に旅立たれた後、先生の奥様より、学会への寄付のお申し出がありました。この寄付を基金として、自治体学会賞として、地域のまちづくりの優れた業績に対して「田村明まちづくり賞」を顕彰するとともに、自治体学の推進に資する、公表された優れた著作や論文を対象として、研究論文賞を設置することとなりました。

2010年8月の総会で、規約改正を行い、学会事業に表彰を組み込む決定がなされました(第3条6項)。

2011年3月の運営委員会で学会賞委員会の設置が承認されるとともに、4月より募集が始まり、応募内容の審査を経て、10月の第25回自治体学会大会で第1回目となる田村明まちづくり賞、研究論文賞、論文奨励賞の3つの学会賞の顕彰が行われております。